こんにちは!「ミントの介護ブログ」運営者のミントです。
夜のリモコン
・・・この言葉から皆さんはどんな物を連想しますか?
それは昨夜、母の部屋の隣室で私がパソコンのキーを叩いていた時のことです。
「たえこ(私の名前)~たえこ~~~」
母の呼ぶ声が。
またかー、面倒くさいなぁ。と思いつつ、
「はいはいー」
母の部屋に入っていくと、母はベッドの上に起き上がって何やら探している様子。
「リモコン知らんか?リモコンどこに置いたんやった?」
リモコンと言ってもいろいろあります。
「リモコンって何のリモコン?テレビのリモコンはここ。エアコンのリモコンはここにあるよ」
枕元に置いてある二つのリモコンを持って母に説明しました。
「違うーそれやない。夜のリモコンや!」
よ、夜のリモコン!?
それは一体・・・
私の頭の中にはもやっとした霧がかかり、何となく淫靡な、エッチな、やらしいイメージが浮かびました。

我ながら短絡的な想像でスミマセン。
しかし、母が探していたものは違っていました。(当然)
母が言うには、「暗い時に使ってたアレやー!」
これで私には完璧にわかりました。暗い時に使っていた夜のリモコンといえば、これ!

2か月前、母が退院してきて自分で起き上がることもできない状態だった頃、これにどれだけ助けられたことか。
このボタンを押すと、私が寝ている隣室のチャイムが鳴ります。
これを買う前は、夜中に何度もトイレに行きたくなる母が心配で、母のベッド脇の狭いスペースに布団を敷いて寝ていました。
amazonで1,500円もしなかたっと記憶しています。
その名も、「プラグイン・ワイヤレス コールチャイム LCW300」。
私にとっては、間違いなく『今年買って良かったものベスト5』にランクインする優れ物です。
これからは「夜のリモコン」と呼びたいと思います。(リモコンじゃないけどね)
確認したところ、夜のリモコンはちゃんとベッドに取り付けてありました。
最近はおぼつかないながらも自分で起きて歩けるようになった母なのですが、これを探すということは少し具合が良くないのかも知れないなぁ・・・
などと思いつつ、自室に戻った私なのでした。
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